ハンガリー料理のレシピを探しているなら、トルトットパプリカを作りましょう!東欧の国々の中にあり「ドナウの真珠」と呼ばるハンガリー(首都ブダペスト)では、国民食でもあるこのトルトットパプリカ。いわゆる「ハンガリー風のパプリカの肉詰め」です。
日本のピーマンの肉詰めと違いパプリカを使うことで甘みがあり、さらに煮込むスタイルが柔らかで品の良い料理です。日本のスーパーでも簡単に手に入る材料で、このトルトットパプリカ風の絶品レシピをご紹介します!
目次
トルトットパプリカの作り方
材料(2人分)
パプリカと”あん(中身)”
パプリカ | 2個 |
---|---|
豚ひき肉 | 280g |
玉ねぎ | 半分 |
サラダ油 | 適量 |
米 | 70g |
※お米を炊く水 | 200ml |
卵 | 1個 |
パセリ | 1~2本 |
ニンニク | 1かけ |
パプリカ粉 | 小さじ1〜 |
塩コショウ | 少々 |
煮込みスープ
水 | 900ml |
---|---|
トマトペースト | 3袋(約18g×3) |
パプリカ粉、コショウ | 適宜 |
パセリ | 1~2本 |
塩 | 小さじ1〜 |
小麦粉(薄力粉) | 大さじ2 |
小麦粉を溶く水 | 50ml |
付け合せ・仕上げ
食パン | 2枚 |
---|---|
ドライパセリ | 適宜 |
作り方
- お米を軽く洗い、鍋に入れます。水も一緒に入れて火にかけます。(5分から10分)
※鍋底にこびりつくので時々かき混ぜましょう!その後、お米はザルで水を切っておきましょう。
- みじん切りした玉ねぎをフライパン(サラダ油を熱した)で炒めます。色が変わればOK!
- ボールを用意し、先程の「お米」、「玉ねぎ」をいれます。
そこに、「ひき肉」「パセリ」「卵」「ニンニク(すりおろし)」「パプリカ粉」「塩コショウ」を入れ、よく混ぜます。
- パプリカの上部を丸くカットして中の種を取り除きます。
- パプリカの中に、ボールで混ぜた「あん」をぎっしり詰め込みます。
- 鍋を用意し、「水」「トマトペースト」「パプリカ粉」「塩」を入れ、混ぜながら沸騰させます。
- 沸騰したら、「パセリ」をお好みの量入れ、パプリカ(肉詰め)も投入します。(30分ほど弱火)
パプリカが大きいと、スープの水面から半分出てしまうため、時々ひっくり返して火を通しましょう。
- ボールに小麦粉を入れ、少しずつ水を入れて練ります。
だまになりやすいのでよく混ぜながら水を加えると、液状になります。
- 液状の小麦粉を少しずつスープに投入します。トロミの加減を調整しつつ混ぜながら入れます。
※混ぜにくい時は、一旦肉詰めパプリカを取り出してからトロミをつけましょう!
- 更に弱火で煮込みます。パプリカの表面がしわしわになったら完成です。
- 最後に、塩・コショウで味を整えます。
- 盛り付けたら、ドライパセリを一振り。付け合せは食パンがオススメ。トマトのスープに良く合いますよ〜。
まとめ
味付けは塩なので非常にシンプルですが、それが逆に素材の味を引き立てて美味しさを感じます。じっくりコトコト煮込まれたパプリカはとても柔らかく甘みが強いですよ。パプリカが大きいと食べにくく感じますが、ナイフとフォークで簡単に切って食べることができ、実はとっても食べやすい料理でもあります。
今回は、トマトペーストをたくさん使ったのでトマトの酸味がやや強めのスープになりましたが、パセリとコショウの香りをあわせてなんとも異国の感じ漂う料理です。また、肉詰めにお米を入れるのも東欧ならではですね。もちろん、炊いたご飯でも、冷凍ご飯を使っても問題ありませんよ!
いつもの肉詰めに飽きてしまったら、ぜひパプリカを使ってハンガリーのお料理「トルトットパプリカ」を自宅でも作ってみてくださいね!