洗濯機のヤバすぎる汚れを徹底除去!黒いカスが無くなるまでの全記録
スポンサーリンク

洗濯機の洗濯槽から異臭騒ぎがありました。

生ゴミのような、カビのような、錆びたような。とにかく臭い。こんな臭い洗濯機で洗濯なんてしても、絶対に洗えてるわけないです。

とにかく臭過ぎるので、半年ぶりに掃除します。半年ぶりに…。半年前に掃除したばっかなのにな…。

!!超閲覧注意!!汚ったない画像が沢山でてきますので、だめな方はここでトップへお戻りください。ヤバイです。

スポンサーリンク

洗濯機はおそらく家で最も汚い場所

ネット上には、いろんなサイトに洗濯槽の汚れを除去してみた!みたいな記事が乱立されているわけです。ですから、これらの記事を見れば、洗濯機の嫌な臭いの原因が何なのか。どうすればいいのか。そういう情報がすべて書いてあるはずです。

この記事で洗濯槽の掃除のやり方を説明したところで他と何ら変わりませんから、ここでは洗濯槽の汚れ落としをするとどうなるのか、その実例を事細かに書いて、洗濯機のリアルな汚さ、臭さ、ヤバさ、を皆様にお伝えできればと思います。

半年前に今から書くことを実行して洗濯槽をキレイにしたばかりなのに…、洗濯機のリアルは相当にヤバイものがありそうです。

洗濯機のよごれを落として、臭いも除去しよう!

我が家の洗濯機
では、まず我が家の洗濯機の紹介です。2011年製のシャープ製造洗濯機。過去複数回、洗濯槽の汚れ落としを実施済み。そしてなにより、前回洗濯槽を掃除したのは半年前という事実。さすがに半年前にキレイにしておけば、そんな汚くなっていないはず。そう信じたいのですが、すでに洗濯機の中から異臭がするのです。

きれいな見た目の洗濯槽
中は銀色輝くめっちゃキレイな見た目。しかし、これは洗濯機の表の姿。その裏にあるのは、家で最も汚い場所。

洗濯槽のカビ、汚れ落としといえば酸素系漂白剤

言わずもがな、酸素系漂白剤を使用します。

一応、ご紹介すると、粉末タイプの酸素系漂白剤を使用します。過炭酸ナトリウムとも呼ばれるもので、お湯に混ぜるとシュワッシュワの泡が大発生して汚れを剥がしてくれます。ドラッグストアでは、掃除用品売場や洗濯用洗剤売場に置いてあるはず。

掃除用品売場では、「過炭酸ナトリウム」として、洗濯用洗剤売場では、「酸素系漂白剤」として売られていることが多いですね。洗濯用のものは、過炭酸ナトリウムの他にもいろいろな原料が混ざっているものも売られています。基本的には、粉末タイプのものならどれでも効果はありましたので、売られていたものを使えば問題ないです。

今回は、”ワイドハイターEXパワー粉末タイプ”と、”過炭酸ナトリウム”を用意しました! 
ワイドハイターEX粉末タイプ

まず、洗濯槽の部品を外そう!

糸くずフィルター
意外と大事なのが、この下準備。糸くずフィルターは外しておきましょう。そして、予約用洗剤投入口の蓋が外れる場合があるみたい。僕のやつがそうだったのだけれど、これは外しておいたほうが良さそうです。

汚い汚れの洗剤投入口
この、予約用液体洗剤投入口。開けると中が見えるのですが、すでにめっちゃ汚い。なにこれ…。

多分、てか絶対、こんな汚れが見えないところでびっしりこびり付いているんだろうな…。てか、いままで、この投入口がこんな汚くなったこと無かったんだけど…。なぜか今回はめちゃくちゃ汚い。

ちなみにですが、見える範囲の汚れは事前に歯ブラシなどでこすってキレイにしておいたほうが絶対いいです。洗濯機の汚れってただでさえ落ちにくい汚れなので、酸素系漂白剤を使っても”完璧にピカピカ”になることは残念ながらないんです。

洗濯機を手で掃除する
ですから、見えないところは「酸素系漂白剤」に任せて、見えるところは自力で掃除するのが一番スッキリしますよ!

外した部品を洗おう!

糸くずフィルターを漂白
外した部品はこすって手洗い、もしくはお湯で割った酸素系漂白剤の液体に漬けておきましょう。ちなみに今回は面倒だったので塩素系漂白剤をスプレーして洗いました。ネットのカビがひどいときは、こちらがおすすめです。

洗濯槽にお湯を張ろう!

お湯をためる
いよいよ洗濯槽に手を付けていきます。手の届く範囲の見える汚れを落としたら、洗濯槽にお湯をはります。酸素系漂白剤は40度から50度くらいが最も効果があるそうです。直接お湯を入れられれば早いですが、お湯の蛇口から遠いことがほとんどだと思います。そんなときは、バケツにお湯をためて洗濯槽に入れての繰り返し…。

お湯を洗濯槽に溜める
僕の家もそうなので、5,6回お湯貯めを繰り返し…。こんな感じでたっぷりお湯を張ります。

酸素系漂白剤を洗濯槽に投入!

お湯が冷めないうちに、今回の主役”酸素系漂白剤”を投入!

ワイドハイターEX粉末タイプを投入
2種類の酸素系漂白剤を用意したのですが、まずはワイドハイターEXパワーを投入します!ワイドハイターEXパワーは純粋な過炭酸ナトリウムではないですが、我が家では実績のある漂白剤です。これを惜しげもなく全部(450グラム)投入します!だいたい10リットルにつき100グラムくらいでしょうか。

一気に泡立つ
一気に白く泡立つ洗濯槽のお湯。これはかなり期待できそう!

熱湯を入れる
写真撮りながらもたもた作業していたので、ちょっとお湯がぬるくなっていたのが気になり、電気ケトルで熱湯を沸かして追い熱湯。ちょっとぬるいかなってときはオススメの裏技。

「洗い」だけ設定し5分〜15分の撹拌

酸素系漂白剤を投入したら、1〜2分置いておきます。その間に発生した泡が汚れを浮かせてくれます。そしてそのあとは、”洗い”のみを選択し、撹拌させます。間違っても、いつもどおり全自動の洗濯モードにはしないように。

洗濯機のモード

スポンサーリンク

そして、やつは出てきた…。

撹拌を開始して30秒…。超速で黒い浮遊物を確認。

早くも汚れが出てくる洗濯槽
しかも、超でかい気がする。かなりヤバい気がしてきた。とはいえ泡が多いので、実際の浮遊物の量がどれほどかを確認することができない…。ここは6時間後を楽しみに、一旦放置!

6時間後。ワカメ大発生!

しばし休憩のち、洗濯槽の確認のため洗濯機を覗いてみると…。
大量の黒い汚れが浮く洗濯機
!!!!!!

汚ったな!!!!!

洗濯槽の洗浄で出てきた黒い汚れ
なにこのワカメみたいなの!?この汚れがどこから出てきたのか…!?割とまじで怖すぎます。こんな汚れと一緒に洗濯をして、「めっちゃキレイになった!」とか言ってたのが怖い。まじで。

やっぱり洗濯機が家の中で一番汚い場所なのは間違いなさそうな気がしますね。

さて、このワカメみたいな汚れは、流すと詰まりそうなのですくってしまいます。すくうときに必要なのが水の汚れをすくい取るネットです。百均でも売られてるみたいですが、僕は完全にネットのことを忘れていたので自作しました。

汚れすくいネットを自作しよう!

汚れとり網の自作
用意するのは、「使い古した針金ハンガー」と「水切りネット(ストッキングでもOK)」、「ラジオペンチ」です。

1.まずハンガーを真っ二つに切ります

ハンガーを2つに切る

2.片方を写真のように丸くします

片方を丸くしたハンガー

3.丸いところに水切りネットを被せて完成!

ネットを被せて完成
超簡単に作成できます。これで先程のワカメをすくい取ればOK!こんな感じでみるみる汚れをすくい取れる…!

浮遊するワカメのようなゴミをすくい取る
あっという間に表面に出てきている汚れをすくい取ることに成功。でも実際には汚れがこれだけのハズがないので、「洗い」モードによる撹拌をもう1、2回繰り返すといい感じでした。

一向に無くならない汚れらしき浮遊物

撹拌からの放置、撹拌の繰り返しで、だいぶ汚れが減った気がしたので、一旦水を流します。そして水を入れ替え。

水を入れ替えたら、また撹拌。この繰り返しにより、汚れらしき浮遊物がなくなるはずなのに…、今回はまじで一向に無くならない。今まではこんなしつこい汚れでは無かったはずなのに何故!?そう疑問に思いながらも、汚れをすくっていは撹拌し、を繰り返し続けまくる。

そして、永遠に浮遊物が無くならないのではないか。多分もう無理なんじゃないか。もしかしたら、浮遊物が浮くのが普通なんじゃないか。そんなことを思っていても一向に無くならないどころか、途中から赤い汚れが目立つようになって、怖すぎるので、念の為準備しておいた2袋目の酸素系漂白剤を投入することにしました。

真打ち登場!純度マックスの”過炭酸ナトリウム”

過炭酸ナトリウム
ワイドハイターEXパワー粉末タイプでは敵わない洗濯機だったのでしょうか…。純度MAXの過炭酸ナトリウムを使用し、2ターン目の洗濯槽洗浄をおこなっていきます。すでに洗濯槽の洗浄に丸1日以上を要しています。

過炭酸ナトリウムを投入
手順は最初と同じく40度から50度のお湯を張って、丸々一袋を投入!5分ほど放置してから”洗い”を10分にセット!

まだ出てくる洗濯槽の汚れ
するとやはり全然出てくるじゃないですか。浮遊する黒っぽい汚れ。永久に終わらない気がします…。しかし、何度か黒い浮遊物をすくっては撹拌しを繰り返したのち、ようやく黒い浮遊物がかなり少なくなってきました…。

ようやく長い洗濯槽との格闘が終わると安堵して、過炭酸ナトリウムの入った水を入れっぱなしにして一旦就寝…。最後の確認を待つのみとなりました。

終わったかと思った洗濯槽洗浄…。しかし

そして、6時間後。もう大丈夫!という期待を胸に、洗濯機を覗きにいきます。すると、なにか異様な雰囲気を感じるんです。粘度を持った泡が、水面に浮かび上がりつつ、なんとも不穏な感じを醸し出しています。今までの洗濯槽洗浄では見たことがない質感の水面。

6時間後の洗濯槽
遠目だとよく分からないので、水面近くで確認してみると…。

洗濯槽の汚れ
オヲエェェ!!!!

汚ったねええええ!!!

洗濯槽の汚れ
ワカメの大発生がお子ちゃまに見えるくらい、不潔な発色と汚れ!何より、赤いのとか、白いのとか、黄色いのとか、まじでこんな汚れが洗濯槽にこびり付いてんの!?ってくらいキモいです。

とにかくコレが悪臭の原因であるのには間違い無さそうなので、一気に水面の汚れをすくって無事解決…!この汚れが出た途端に、黒い浮遊物も全く出なくなったので、ほぼほぼコレでOKでしょう!

きれいになった洗濯槽
汚れた水を流してからは、水を張り直してすすぎ→脱水を2,3回繰り返して水に汚れが出なくなったら、洗いは完了!最後に乾燥モードがある場合は20分〜30分乾燥させてあげれば、完璧です。

まとめ

臭いのない洗濯機にどうにか元通りになった訳ですが、今回なぜ異常に汚れ、異常に臭くなったのかは謎です。もしかしたら、洗濯機を使っていないときもずっと蓋をしていたのが良くなかったのかな?とも思います。あとは洗剤の入れ過ぎも実は良くないみたいなので、その辺りも注意すべきなのかもしれませんね。

ま、今回は酸素系漂白剤を使った洗濯槽洗浄に関する新たな境地にたどり着いた気がします(笑

黒いワカメを落としただけで、いい気になっていた皆様。
洗濯槽の汚れはその先にあるフェーズ2のほうが割と気持ち悪くなるくらい汚いです。1回やっても臭いや汚れが満足いくほど取れない場合は、酸素系漂白剤を2セット使うと解決するかもしれませんよ!※あくまで我が家の洗濯機の話です。

▼酸素系漂白剤を使用して、ユニットバス下の汚れも落としてみました!こちらも合わせて御覧ください!

スポンサーリンク
おすすめの記事