【5度上昇】断熱カーテンの効果が凄い!窓からの冷気・寒さ対策
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「窓ぎわが寒い」「床が冷える」
こんな冬の寒さにお悩みではないですか?実は私も結構悩んでました。でも、今年から断熱カーテンを使い始めたところ、本当に効果があったのです…!!
ということで、窓の寒さにお悩みの皆さんにもオススメしたい断熱カーテンでの冷気、寒さ対策の方法をご紹介していきます。

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使う断熱カーテン「あったかカーテン」

断熱カーテン「あったかカーテン」
今回私が使ったのがこのあったかカーテン(掃き出し窓用))」です。このカーテン、カーテンの名前はありますが、布のカーテンやレースのカーテンではありません。

実は完全に断熱に特化したカーテンなのです。どういうことかと言うと、PEVAというビニールのような素材を使っており、見た目はシャワーカーテンそのもの。ですからデザイン性に優れている訳でも、機能性に優れている訳でも無いのです。

ですが、冬の寒さ、とくに掃き出し窓からの冷気対策には非常に優れています。なのでインテリアとかも気にしたいけど、「寒さを緩和することのほうが重要!」という方には本当に相性抜群な断熱カーテンと言えそうです。

冬になると冷える窓際と床付近

そもそも、私がなぜ窓の寒さ対策に断熱カーテンを導入したのかと言うと、単純に床付近が冷えに冷えるからです。

実は、過去にも我が家では冬の寒さ対策をしており、効果を実感しているのですが、やはり慣れてしまうとその対策だけでは体が物足りなくなってしまうのですよね。

実際にこれまでDIYで窓断熱してみたのは、プチプチシートを窓ガラスに張る方法だったり、内窓を自作する方法だったり、結構まじめにやっています。なので、自分自身これらの対策も非常に満足しています。ですが、「床を冷気が流れる感覚」が気になるのです。

窓にプチプチを貼っても消えない冷気が這って流れる感覚…。ちょっと怖いですが、何か原因がありそうですよね。ということで、もう一度窓の断熱について調べてみることにしました。

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そもそも窓ぎわはなぜ寒いの?

窓際
まず、窓は何で冬になると寒いの?というところを改めて考えてみましょう。

窓は熱を通しやすいから

基本的には、窓は住宅やお部屋の中で一番熱が出入りする場所です。窓を見れば分かりますが、壁よりも窓の方が薄くて断熱性が無さそうですもんね。

実際に、窓のほうが圧倒的に断熱性が無く、熱の出入りの50%近くが「窓」などの開口部なのです。あとの50%は壁、天井、屋根、床、換気からの熱の出入りなので、窓を断熱する重要性がいかに高いかが分かると思います。

コールドドラフトによる冷気

そして、地を這うような冷気の正体は、窓から侵入してきた冷気が床に流れ落ちることで生じる空気の対流なのです。この現象はコールドドラフトと呼ばれ、窓付近の寒さの正体なのです。

窓を根本的に断熱するのが最も効果的

こういったことから、窓を断熱することが冷気や寒さ対策の一番の近道だとをお分かりいただけるのではないでしょうか。

ですが、自分の賃貸の家は「どの窓にもプチプチしているんだけどなあ」という疑問も湧いてきます。確かに、温度は上がったのは事実なのですが、コールドドラフトと呼ばれる冷気が流れる現象は収まっていない気がするのです。

DIYで内窓を取り付けた窓については冷気が入ってこない

DIYで作った内窓
ですが、考えてみるとDIYで内窓を取り付けた窓については、このコールドドラフトと呼ばれる現象は止まっているのです。

プチプチと内窓の違いは何か…。

答えは、「サッシなど窓全体も覆えているか」ということです。

窓の構造を考えてみると、窓って「ガラス」だけではないですよね。「サッシ」「フレーム」もセットになってはじめて「窓」と言える訳です。
つまり、ガラスだけ寒さ対策していたプチプチシートだけではコールドドラフトを防げていなかったのです。

あったかカーテンで窓を断熱してみた

ということで、実際に何か対策方法はないかといろいろと調べている中で見つけたのが断熱カーテンでした。

もちろん、すべての窓に内窓を作ればコールドドラフトを防ぐことができるのでしょうが、時間やコスト、生活のしやすさなどを考えると必ずしも内窓が正解とは言えません。

それに比べて、この「あったかカーテン」であれば、超低コストで対策が可能です。例えば、ベランダに出る掃き出し窓であれば、1500円ほどで購入することができちゃいます。

あったかカーテン
我が家の場合は、掃き出し窓(幅約1800mm、高さ約2000mm)でしたので、掃き出し窓用のあったかカーテンを使用します。中身はカーテン2枚とSカン(フック)14個が入っているので、基本的にはこれだけ用意しておけば設置が可能です。

ただ、注意点としてカーテンレールが無いと取り付けができません。その点だけ注意しておきましょう!

設置前の窓際の温度

では、まず我が家のリビング掃き出し窓の現在の状態を確認しておきましょう。

丈のないレースカーテン
こんな状態です。レースカーテンを2列めにつけているのですが、つんつるてん状態…。まったくサイズが合っておらず、床まで10cm以上の空間ができています。これでは窓からの冷気「コールドドラフト」を食い止めることは出来ませんね。


ちなみに、その状態での室温は14.1度。

状況をメモしておくと、設置をした日は雨で一日を通して気温が6度から8度ほどの肌寒い日でした。エアコンを朝からつけていたのですが、設定温度は19度にしている状態だったので部屋の中心の室温自体は18度から19度くらいです。

いかに掃き出し窓からの冷気がひどいことが分かりますよね。この窓際の室温が断熱カーテンによりどれくらい変化するかを見てみましょう。

用意するもの

それでは、設置してみましょう!と、その前に簡単に用意したほうが良いものをご説明していきます。

あったかカーテンは当たり前ですが、必要なサイズを事前に準備しておきます。ハサミは余った部分をカットするために必要です。最後の安全ピンは付属のSカン(フック)の代用として使います。実は付属のSカン、後述しますが結構外れやすいんですよね。

断熱カーテンを取り付ける


では、断熱カーテンを取り付けていきます。この掃き出し窓には、すでに2列ともカーテンを取り付けています。この場合、2つの選択が選べます。

  • 窓側のカーテン(レースカーテン)をつけたまま断熱カーテンを取り付ける
  • 窓側のカーテン(レースカーテン)を取り外し断熱カーテンを取り付ける

レースカーテンをそのままインテリアとして活かしたい場合は、つけたまま断熱カーテンを取り付けるのがベスト。逆にカーテンが3つあるのは嫌だ!冷気対策ができれば見栄えは気にしない!という場合はレースカーテンを取り外して断熱カーテンを取り付けるのがベストですね。

私は一応、2通りともやってみましたが、結果的に「窓側のカーテン(レースカーテン)を取り外し断熱カーテンを取り付ける」を選びました。

窓側のカーテン(レースカーテン)をつけたまま断熱カーテンを取り付ける

断熱カーテンの取り付け
この場合、窓側のカーテンレールにすでに設置されているカーテンのランナーに付属Sカンを外側(窓側)から引っ掛けて取り付けます。一番端っこのランナーは上写真のように2〜3個穴が開いているので空いている穴に設置すればOK!


2個目以降はこんな感じで、レースカーテンとランナーを共有します。これが結構キツキツで入れるのが大変なんです。

実は我が家の場合、うまく入らずレースカーテンと断熱カーテンの併用を断念…!しょうがないので、レースカーテンを取り外して断熱カーテンだけの設置に切り替えました。

窓側のカーテン(レースカーテン)を取り外し断熱カーテンを取り付ける


そこでまずはレースカーテンを取り外し、Sカン(付属フック)を取り付けます。


あとは断熱カーテンを取り付ければOKです。こっちの方法は簡単ですね!


そして断熱カーテンに取り替えた状態がこんな感じ。うーん、シャワーカーテン感は出ちゃってますね〜。でも、一応葉っぱの柄が印刷されていて無機質感は薄まっています。

意外と大丈夫かも。(自分の感想です。)


コールドドラフト対策に床までカーテンを垂らすのがキモらしいですが、あまりにも長すぎるとみっともないので先端は少しカットしました。これでも床までギリギリ垂れてますからコールドドラフト対策としては有効だと思います。

しかし、これでは不十分だった

ここまでで完成なのですが、実際に使ってみると大きな不具合があることに気づきます。それが前述した「外れるフック」です。


何度か開け締めすると、簡単にフックが外れます。フックどころかカーテンも外れるのでかなりストレスがたまる完成具合…。

「このまま使うのは面倒が増えるだけ」ですから、ここで安全ピンを使います。

付属のフックではなく安全ピンを使おう


私も知っていれば最初から安全ピンを使っていましたが、後で気づいたので付属のSカンに変えて安全ピンでランナーとカーテンを接続しました。

これがめちゃくちゃいい…!取り付けも簡単だし、絶対に外れないし。
これから取り付ける人は付属のSカン(フック)ではなく最初から安全ピンを使ってみてくださいね。

ちなみに、もしも安全ピンが無い場合はクリップでも代用できます。


こちらがクリップで代用したときの写真です。取り付け時にややもたつきますが、一回取り付けてしまえば外れる心配がなくなるので付属のフックを使うならクリップを使いましょう!

断熱カーテン設置後の温度変化


また繰り返しになりますが、断熱カーテン「あったかカーテン」設置前は14度ほどでした。暖房は19度で朝から稼働させ、部屋の中心は18度から19度くらいの状態です。

設置後1時間(16時57分):17.6度


設置後1時間ですぐに効果が確認できました。(+3.5度) むしろ、体感的に今までと全然違う感じがしていたので温度的にも証明された感じですね。明らかに冷気を感じなくなったので、間違いなく断熱カーテンのおかげですね!

設置後2時間(17時46分):18.0度


この時間からは断熱カーテンに加えて既存のカーテンも閉じた状態で計測していきます。

設置後5時間30分(21時32分):19.6度


そして、5時間半後…。

なんと19.6度まで温度が上昇してました…!!これ、念の為言っておきますが、本当にエアコンの設定もいじってないですし、外気温の変化もほとんど無い状態でしたし、嘘ではないです。

エアコンの設定温度は19度なので、設定温度よりも暖かくなる窓際なんて今まで見たこともなかった…。これは相当効果があるぞ…!!

使ってみた感想


ということで今回は断熱カーテン「あったかカーテン(掃き出し窓用)」を我が家に設置してみました!結果は大満足ですね。まず、今までやってきた断熱対策と比較しても負けず劣らずの断熱効果があるのは間違いありません。

むしろ、一番最初の対策として正直かなり有効かも。

賃貸でも持ち家でも、カーテンレールさえある窓なら使えますからハードルも低いですしね。あとは見た目をどう捉えるかってところが障害になるくらいだと思います。

ですが、「窓からの冷気や寒さ、コールドドラフトを防げる」という点だったり、「暖房効率がよくなる」っていうメリットだったり、「足元の冷えや健康にも良い」という点において考えると、窓からの寒さにお悩みの場合は、ぜひ一度使ってみてほしいな、と感じられる商品でした。

1セット1500円ほどで手に入れられる「あったかカーテン」、もし我が家にも使ってみようかな?と思っていただけたら、ぜひあなたお家の窓にも設置してみてくださいね。

▼私が実際に使った断熱カーテンはこちらの商品です。

ワイズ 窓際用あったかさキープカーテン 掃き出し窓用 約幅110×丈225cm 2枚入

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