窓にプチプチを貼ったら6度温度が上がった話。【防寒・断熱対策】
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寒いですね。冬ですから当たり前なのですが、寒いと人間も活動が鈍ってしまいますよね。

僕だけじゃないと思います。朝起きれなくなるの。本当に朝に布団から出られないのをどうにかできないのか。と。いつも考えるのですが、朝は何をやっても起きれない。布団から出たくない。みなさんもそうじゃないですか?

ということで、築20年の隙間風だらけの我が家を少しでも快適に。そして朝の寝起きを少しでもよくするために、誰でもできる対策をおこなってみました。

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ネットの寒さ対策をみたけど

ネットで、「寒さ 対策」とか検索すると、いろいろ出てくるのだけど、なんかピンとこないサイトばかり。

なので自分なりに低予算で(費用対効果抜群で)効果がありそうなものを考えてみたところ、「窓に空気層を作るのが一番効果的なのでは?」という結論に至りました。

窓が部屋の中で一番薄いじゃないですか。だからそこを改善してあげないことには多分何も変わらないと思うんですよね。

ナニで窓に空気層を作るのか

それで、窓に貼る断熱的なものを調べてみたのですが、断熱シートという怪しいものを見つけました。薄い窓にペラッペラなシートなんか貼っても多分あまり効果なさそうなので、もっと空気層が作れそうなものを探してみたところ、

「プチプチ®が効果あるらしい」という情報が結構出てくるではないですか。しかも、プチプチ®(緩衝材のアレ)って、中に閉じ込められた空気が入っていて、窓に貼り付ければ2層の空気層が出来上がりますよね。断熱シートなんかよりも、全然説得力のある断熱対策に思えたので、プチプチ®で断熱対策を実践してみた次第であります。

※プチプチは川上産業株式会社の登録商標です。
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プチプチは断熱専用品を買うべし

緩衝材で使われるプチプチ®。これを使うのがノーコストでお財布にも優しいのですが、結構軟かったり、窓に貼るにはだらんとし過ぎだったりであまりオススメできません。

プチプチ®には緩衝材用の他に「窓の断熱専用シート」があるのです。これを使わない手はありません。プチプチはインターネットで簡単に購入できます。冬場であれば、ホームセンターにも確実に売っているはずです。これを貼りたい窓の数や大きさだけ用意します。

なぜ、断熱専用のプチプチを使うのか

プチプチ®は2種類あります。片面だけシートが付いているもの両面にシートが付いているものです。緩衝材用の安いものは、片面だけにフィルムが張ってあるため貼りにくく、かつ断熱性能的にも弱くなると言って間違いないです。

片面フィルムだけのプチプチ

片面フィルムのプチプチ

両面フィルムでサンドイッチしたプチプチ

両面フィルムのプチプチ
このように両面にフィルムが付いているので、空気層が完璧に作られていることになります。写真で違いをみたらその差がよく分かるんじゃないですかね。

ちなみに、ちとお高いけども水だけで貼り付けられるプチプチ®もあります。断熱性能は変わりませんが、ちょっとでも楽をしたいならオススメですね。

プチプチ以外にコレを用意すべし

プチプチ®は、窓の大きさ分用意すれば問題なし。それ以外に用意するものも多くはありません。

以上です。窓に貼り付けるだけなので当たり前っちゃ当たり前ですね。両面テープははがせるタイプにしました。賃貸なら原状復帰が楽な方が良いですからね。もしも、凹凸のある窓やすりガラスの場合は、超強力両面テープがいいですね。多分後々剥がれますので。

少しの隙間も作ってはならない!

これはめちゃくちゃ重要でした。プチプチを貼る作業も大変重要なのですが、ピッタリに収まるようにカットすることが最も大事です。

「隙間がある=冷気が入ってくる」

はプチプチを窓に貼る上で肝に命じるべき言葉です。特に、クレセント錠の周囲はカットが難しいのでより注意しながらカットしてきます。

貼り付ける

窓ガラスに貼り付け
このように両面テープを窓に貼り付けてからプチプチ®をセッティングします。

窓ガラスに貼り付けた状態
これがプチプチ®を貼り付けたあとの様子。今回は5箇所の窓(すべての窓)にプチプチ®を貼って極寒の部屋の断熱対策を実施しました。寒い冷気が入ってくる1箇所だけに対策をする手もありますが、複数窓がある中の1箇所だけにプチプチ®を貼ってもあまり効果がありません。

できれば、暖かくしたいフロア全体に窓断熱対策を実施するといいですね!

窓にプチプチ
こちらはキッチン横の窓にプチプチ®を貼った状態。プチプチを®貼ると部屋がダサくなるのは間違無いですが、それ以上に断熱性能が良くなります。一長一短ですが、ここは断熱性能を取るべきに思います。

そして、窓際の気温が別物になった

そして、対策が完成したのですが、こんな感じになりました、いかがでしょうか?

窓にプチプチを張った状態
そして、肝心の効果については自分が一番驚いているのですが、これ、相当体感的に変わります。これは間違いありません。多分、自分の家みたいに単板ガラスで冷え冷えの家ならより実感しやすいはず。結構やばいです。

まず、朝の窓際の室温が12度以上になりました!!!(12度でも結構やばいのですが……)
ちなみに、以前は8度くらいだったので、暖房を付ける前の朝の段階で4度の差が生じることになりますね。

すごいのは暖房時だった

このプチプチ®が効果を発揮するのは、暖房をつけて部屋を温めているときでした。
室温をだいたい20度に設定しているときの窓際の温度です。そのときの外気温で多少違いが生じるのでしょうが、

窓のプチプチ断熱前

断熱前の温度
12度くらいです。窓から冷気が絶え間なく入ってくるため暖房をつけても窓際の温度がなかなか上がりません。上がっても14度くらいまでしか上がらないのが我が家の窓際でした。

窓のプチプチ断熱後

断熱後の温度
ちょっとこの日は部屋を暖かくしすぎましたが、窓際が18度くらいになっています。いままで真冬に18度を超えたことがなかったので、窓の断熱性の悪さは明らかです…。というか、プチプチ®の断熱性能恐るべし。

まとめ

ということで、冬の寒すぎる部屋の断熱対策に窓のプチプチ®貼り付け断熱を実践してみましたが、想像を遥かに超える効果がありました。

これはマジで実感します。今まで冷気を感じていた窓ぎわが、冷気の冷たさを明らかに感じなくなった(相当少なくなった)ので、窓が単板ガラスで「窓際が寒い!ひんやりする!」などとお悩みの場合は、本当にオススメできます。しかも、かなり低コストでおこなえますので、迷っているなら絶対やって効果を実感してみるといいですよ〜!温度の違いがでるのもすごいことですが、とにかく窓際の冷気感が相当軽減されるので、体感的にとってもおすすめです!

▼今回ご紹介した窓断熱シートはこちら
窓を断熱するシート

▼プチプチ®に加え、断熱カーテンを取り付けたら更に5度温度が上がった話はこちら

▼玄関に断熱カーテンを取り付けた話はこちら

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